こんにちは。JON@u_rigakubuです。
閲覧ありがとうございます!
以前、就活において英語だけは資格として大変重宝されているという話をしました。
そのような状況を理解されている方も多く、よく「語学留学するべきですか?」と聞かれます。今回は留学の話です。
英語は喋れるようになりましょう
就活だけでなく、研究するなら英語からは逃れられません。学会に行くと英語ですし、文章も英語です。また、学会のレベルが上がると、Banquetなどで外国人に囲まれるという機会は多いのです。そこでちゃんとコミュニケーションを取れないと、損します。1
Googleがなんとかしてくれるという噂はありますが、やはり自分で生で喋れるに越したことはないでしょう。2たとえ自動翻訳ができたとしても、”習得した”という努力は高く評価されるでしょう。
世の中これだけ、英語をやれと言っているのに、話せないというのはサボっていると思われても仕方ありません。何も流暢に話す必要はないので、客観的に見て、外国との仕事を任せられるというレベルに早くなりましょう。
留学は是非しましょう
留学はいいですよ!是非してください。僕も大学院の間に計3ヶ月ほどですが留学していました。何がいいかというと、
- 海外の価値観を知れる
- 外国でも働けるという自信を持てる
- 外国でも仕事ができるという証明になる
という3つの利点があります。よって、あなたも迷っているなら是非海外へ行ってください!
国内市場が縮小傾向にある今、就活においてもグローバルな人材はどこも求めています。3よって、外国との仕事を任せられるというのは、プラスに働きますよ!
ただし、理系の学生なら語学留学はもったいないかと思います。上に挙げた利点にも、語学力の向上は無かったですよね!
語学留学のメリットはあまりない?
やらないよりはやる方がいいです。よって積極的に否定はしませんが、学部の頃に行くいわゆる語学留学はあまりメリットは感じません。4
語学留学をオススメできない理由その1:高い
金がかかります。それだけです。僕は学費を出してもらっていたので、それ以上親の世話になるのは嫌でした。金が有り余っているなら行ってもいいでしょう。
語学留学をオススメできない理由その2:あまり英語力が伸びない
多分、学部で行くなら1ヶ月とか長くて2ヶ月でしょう。語学は人生でたった2ヶ月だけやって、身につくものではありません。
あるいは、数ヶ月で身についたという人は、もともとある程度できて、かつ本気で2ヶ月間英語を勉強した人です。海外に行ったからと行って勝手に語学力が伸びる訳ではありません。それだけの努力ができるなら、ネットが発達したこのご時世、日本にいても喋れるようになります。
同じ金をかけルナら、日本で長期的に英語学習に取り組む方が、よっぽど効果的です。
語学留学をオススメできない理由その3:海外の文化を知れない
語学留学って、だいたい日本人がたくさんいます。そうなると、日本人と話してしまいがちです。5
あるいは、寮やホームステイと言っても、語学留学に来る英語が下手な外国人達に慣れている施設です。外国でのリアルな生活はなかなか経験できないでしょう。
語学留学をオススメできない理由その4:長期間行くメリットがない
じゃあ長く行って、住めばいいのか!と言われると、半分は正解です。しかし、金がかかるのであまりメリットを感じません。ワーキングホリデーとかすればいいのかも知れませんが、専門性は身に付かず、若さだけを失うので、あまりメリットを感じないんですよね。
語学留学をオススメできない理由その5:研究能力は伸びない
繰り返しになりますが、ただ英語だけで行くのは、理系の我々には勿体無い気がします。どうせなら、英語と研究の一石二鳥を狙って、研究留学をオススメします。
研究留学はメリットだらけ
なぜ研究留学がいいのかというと、こちらの方が英語学習には効果がある上に、上記のデメリットを補えるからです。
研究留学をオススメする理由その1:無料
共同研究で行くなら、教授が費用を持ってくれます。教授に金がないなら、自分で留学用の予算を取ってきましょう。6国としても留学に行って欲しいらしく、研究留学用の予算は探せばあります。
研究留学をオススメする理由その2:生きた英語を学べる
研究で使える英語を学べます。仕事に直結しますね!
あるいは、留学生に慣れていなネイティブであることも多いです。少しでも発音が甘いと?What?と言われます笑 とてもいい練習になりますよ。
研究留学をオススメする理由その3:海外の文化を知れる
まず、研究室という職場に潜り込むことで、様々な人のライフスタイルやものの考え方を知れます。そして、住む場所も留学生ばかりのところを避けられます。リアルにより近い体験ができます。
研究留学をオススメする理由その4:長期間行くメリットがある
自分の財布は痛まないですし、長く行けば業績が出ます!さらにそこで仲良くなると、学会で会った時に話せますし、海外でのコネができますよ。
研究留学をオススメする理由その5:研究能力が伸びる
言わずもがな。海外でしか身につけられない能力が身についたら理想的ですね。
研究留学をオススメする理由その6:海外ポスドクの疑似体験ができる
ポスドクで行ってしまうと、しばらくは帰ってこられません。院生なら帰ることは決まっているので、本当に海外ポスドクに行く前に合う合わないを見られるのはいいと思います。インターンみたいなものですね!
しかも、こちらで予算を持っているというなら、余程のことが無い限り断られないです。
あるいは、気に入られたらそのままポストを提示してもらえることもありますよ。7
留学をしない方がいい人
将来海外勤務をしたい8というならいいのですが、イヤならやめておきましょう笑
留学したならいけるだろうと言って、海外勤務になる可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?ぜひ指導教官に掛け合って、あるいは自分で予算を獲得して、海外へ留学しましょう。メリットしかありませんよ。実務レベルの英語力があるという証明になり、他の資格を圧倒する客観的な能力の証明になりますよ。
生き残り戦略その12:
大学院生のうちに研究留学する
- 外国人を見ていると、若い研究者は本当に英語が達者です。
- 少なくとも、Googleが正しいかどうかという評価はできるべきでしょう。
- そして、年配の方は英語ができないことが多いです。
- 唯一あるとすると、研究室に入る前に「英語が他よりはできる」という評価を得て、海外の学会に行きやすくなることでしょうか?
- 本気で英語を身につけるために行った僕の友人は、「ただ観光気分できているアホな大学生がわんさかいてうんざりした」と言っていました。口が悪いですね!笑
- 僕は後者のパターンです。金を取ったという経験も就活で評価高かったですね。
- 向こうも、やばいやつじゃないか?というのはとても気にしているのです。大丈夫と分かれば好意的なお返事を貰えるでしょう。
- 無駄に外国に憧れを抱いている人が居ますが、そんないいことばかりではありません。ぜひ一度行ってみるといいと思いますよ。
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