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キャリアの話をすると、必ずと言っていい程出てくるのが、自己分析そして「やりたい事」ではないでしょうか?
僕は高校の頃から、自分がやりたい事は何だんだろうかと10年以上に渡って悩み続けてきました。今日のお話はそんな僕が思うやりたいことがみつからないという方へのアドバイスです。
やりたいことが無くても博士課程へ
僕は昔から、「やりたいことが分からない」というコンプレックスを抱いていました。同級生とかは、医者になりたい!とか、医者になりたいなぁ!とか、進路を決めて偉いなーと思っていました。1大学へ入ってもやりたいことが分からなくて困っていた僕は、学部1年の頃からキャリアセミナーなどを聞き、どうしたらいいのかとアドバイスを求めていました。その結果、何を言われたか
「やりたいことを探しましょう。」
結局それしか言ってこないんですよね。でも僕は思いましたね。
いや、やりたいことがあれば大学なんぞ中退して既にやっているわと。
こんな僕でも、博士課程に進学しました。それは、研究が楽しかったというのももちろんありますが、何より能力が身につくからと思ったからです。別にやりたいからきたわけではありません。2
僕はここまでやりたいことが特になくても、別に仕事にはつけましたし、進路選択もしてきました。もしあなたが、自分にはやりたいことが無いと困っていたら、人間そんなものなんだと思って安心してもらって大丈夫です。
やりたいことが無くてもいいの?
これに関しては、理系のシューカツで述べましたが、職探しに当たっては無くても何の問題もありませんでした。3(詳しくは以下の記事を参照。)
繰り返しになりますが、やりたいことが無くても、何ができるのか、つまり何をやってきたかと言うことが職探し、シューカツにおいては重要なんです。どうしてもやりたいと言う強い想いが必要になるのって、プロスポーツ選手とか、起業家とか極々限られた人間だけなのではないでしょうか?そうでないなら、そこそこできることをやればそれでいいと思うのです。5
あと、これも先に出た過去記事の繰り返しですが、多くの場合、会社に入っても自分のやりたいことはやらせてもらえません。本当にやりたい事があるなら、会社に入ると言う手段以外で達成する必要があると言うことを頭に入れておきましょう。
生き残り戦略10:
やりたいことを探さない。できること、やってきたことを考える。
それでもやりたいことがあると自信がある人へ
そうは言うものの、中にはxxをしたいと言う強い想いを持っている方もいらっしゃることでしょう。それは才能です。僕を含めて誰の言うことを聞くこともなく、あなたのやりたいようにやるべきでしょう。6そんな上で、1つ意地悪な質問をします。あなたがやりたいと思っていると言うことは、どうしてもその方法しか達成できませんか?あるいは、世の中の仕事全てを検討に入れた上で、選んでいますか?世の中には腐る程仕事の種類があります(下図参照)。その選択肢全てを頭に入れた上で、その職業を選んでいる訳ではないですよね?

そうすれば、1つの道でうまくいかなくとも、別の道から解決することができるかもしれません。ある選択肢を頭からないものとして消すのは非常に勿体無いと思います。例えば、博士課程に進学すると言うのも1つです。7会社を作るのだっていいでしょう。
あるいは、真面目に悩むだけ無駄ということを分かって頂けましたか?死ぬ程選択肢はあるので、実は自分が選択しているというのは気のせいなのです。何となくこれと思ったらあとは突き進むだけです。
(後半へ続く)
- 医者しかいねーじゃねーかって?そうなのです。僕の出身高は中々の進学校で、1/3以上医学系に進んだ気がします。
- それにもかかわらず、僕をよく知らない人には、「博士に行くなんてすごいですね」とか、「そこまでやりたい事はないので就職します」とか言われていました。
- 少なくとも僕のケースでは。あと、論理的に考えたところ。
- もし、そこそこやりたいと言うわけではないなら、早めに進路を変えるべきでしょう。
- この歳になって振り返ると、当時医者になりたい!と言っていた同級生たちも、心の底からやりたいと思っていた訳ではなかったんだろうなと言うことが理解できるようになりました。
- 竹原ピストルさんみたいですね笑
- 企業で研究職なら修士!と何の根拠もなく、安易に考えてしまっていませんか?あるいは、研究がしたいからアカデミア!で本当にいいのでしょうか?
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