就活とは何か?その1:評価基準の経時変化

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こんにちは。JON@u_rigakubuです。
閲覧ありがとうございます!

前回まで自己紹介記事で、決意を新たにしました。今日から、5日連続で就活についての概論を真面目に語ります。就活と銘打っていますが、アカデミア志望のあなたにも参考にして頂けるはずです!

学部〜ポスドクまでの評価の内訳

あなたも、

文系で大学院進学をすると、仕事がない*1

博士課程に進学すると仕事がない

と言う話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

あれはです。ただ、評価されるポイントが少しずつ変わってくるので、注意が必要です。その点さえ理解しておけば、むしろ大学院進学は、就活においてプラスに働きます。

以下のグラフをご覧ください。横軸が年齢、縦軸がその年齢における必要な評価の内訳を表します。

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つまり、学部生ならポテンシャル全振りで、何の具体的な能力もなくても受かることができます。

一方、院生なら、学部生が会社で2年間に身につける以上の専門性が求められますが、まだまだポテンシャルが大切です。*2

博士課程になると、かなり能力は見られます。しかし、まだある程度はポテンシャルも見てもらえます。*3

ここまでで分かる通り、年齢が進むにつれて、「学部入社した同世代が、入社後その会社で積む以上の経験や能力」を身につけておく必要があるのです。逆に、ポスドクになっても、きちんと能力があれば、問題なく会社へ入ることができます。

ちなみに、ポテンシャルが全く考慮されなくなるの35歳前後であると言うのが、日本の一般的な認識のようです。逆に言うと、35歳までは好きに研究をしてから転身しても、何の問題もないと言うことです。

バイオ系のポストは倍率が高い

ここで思い出して頂きのは、バイオ系では人材が余っており、ポストが非常に少ないということです。

理学部が就職無理学部と言われる原因
あなたは就職無理学部という単語はご存知ですか?理学部は就職が厳しいという噂を揶揄した表現で、特にバイオ系は就職が厳しいと言われていますが、本当なんでしょうか?理学部で博士号を取得して、企業へ就職した僕が、なぜそこまでネガティブに言われるのか、その原因について話します。

特に、研究開発職ともなると、平気で100倍を超えてきます。何なら人気の所だと500倍を超えるという噂もあります。アホですよね。

よって、ポテンシャルだけで受かろうとすることは諦めましょう。というか、「ポテンシャルがありそう」と面接官に思わせられるコミュニケーション能力あるなら、理系にこないですよね?

我々がして行くべきことは、100倍でも2万倍*4でも受かる、社会に出て活躍できる能力を身につけるということなのです。

これが僕の考える重要な戦略のうちの1つ目です。

生き残り戦略その1:社会に出て活躍できる能力を身につける

幸いにして僕は指導者に恵まれ、きちんと訓練して頂いた結果、高倍率をくぐり抜け、3社ほど大手の研究開発職に受かりました。またベンチャーにも受かりました。*5

異常に高倍率なので、応募にあたって、ほぼ確実に受かるだろうと思わないなら、エントリーしないことを強くお勧めします。むしろ、自分の専門分野により合った会社を探すことに時間を費やすべきでしょう。

早速ですが、2つ目の戦略です。

生き残り戦略その2:受かりそうな会社を受ける

まとめ

  • 学部生ならポテンシャル全振りで、能力が証明できなくても受かる
  • 院生なら、学部生が入社後2年間で身につける以上の能力が必要
  • 博士なら、さらに能力が求められるが、まだポテンシャルも評価対象
  • 35歳までなら、ほぼ能力で評価されるが、未経験でも転職はしやすい
  • 年とともに求められるものは増えていく
  • 大手の研究開発は下手したら2万倍!?

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

(2日目へ続く)

*1:ちなみに文系では大学院進学の事を”入院”というらしいです。僕は重病患者なんでしょうか?

*2:文系の専門性は見えにくいから、就職できないと言われるんだと思います。しかし、見えにくいだけで絶対に能力は高いはずです!きちんと能力を証明さえできれば、絶対いい選択だと思うので、僕は応援します。また記事を書きます。

*3:博士でもとある裏技?を使うと、評価基準のうち、ポテンシャルの部分の割合を高めてもらうことも可能です。また記事を書きます。

*4:なぜ2万と思いましたか?理学部数学科の人曰く、1万だと普通でつまらないそうです笑

*5:逆にいうと、どこの会社でも求められている能力に大差はなく、大抵の場合一社受かれば他も受かるということです。(研究分野がドンピシャ!という場合は除きます。)

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