理学部が就職無理学部と言われる原因

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こんにちは。JONです。
読んで下さってありがとうございます!

あなたは就職無理学部という単語はご存知ですか?

理学部は就職が厳しいという噂を揶揄した表現ですが、本当なんでしょうか?

今日はその真偽の程に関して、以下について述べます。

コミュ力がないから無理

実は他学部に比べて、潜在的な能力は高いということも会社の人は認めてくれているようです。しかし、現在の就活ではコミュ力を最重視されています。(後日詳しく記事を書きます。)

ここで結論が出てしまっていますね。

コミュ力があるリア充は、理系、特に理学部なんて来ませんよね?

理学部生は能力は高いのですが、いかんせん変な奴が多いです。笑

例えば後輩と深夜に理学部棟の廊下を歩いていたら、さっき角に幽霊いましたよねって言われたことがあります。

いや、居る時に言ってと思いましたね。1
2

理学部生にとって、変って褒め言葉ですよね?変であることにプライドを持っていると言っても過言ではありません。
*3

僕は変な人が大好きで、一緒に働きたいですし、能力も高い人は皆どこか変だと思います。(霊能力者の彼は成績優秀者で表彰されてたような。)

しかし、世の中の平均的な人からは変な奴というのはマイナス評価なんですよね。

とあるメーカーの人事の偉い人曰く、

「そんな奴をどう扱っていいのか分からん。」

「コミュニケーション取れる気がしない。」

との事。もはや差別とも言える偏見なのですが、そういう認識のようです。

だから、あなたがもし平均的なコミュニケーション能力を持つ理学部生なら、引く手数多です。

コミュニケーション力に関しては、本ブログのテーマである生き残り戦略とも深く関わってきます。来週、詳細な記事をあげる予定です。

以下の3つは生命科学系特有の問題です。生物以外の理学部生は、その限りではありません。

(念のため当てはまらないかチェックしてみてください。)

生命科学系は専門性がないから無理

いや、オレはDNA修復の専門家で、NHEJについて語り出したら止まんないぜ!という声が聞こえてきそうです。

そうです。我々はとても専門的な研究をしています。(そして、面白いです!)

ただ、それって手法自体は隣のラボと同じじゃないですか?

あるいは、できても全く他に応用できなくないですか?

我々には、

  • 他人が簡単にはできない
  • 社会ですぐに役に立つ

と言った意味での能力(技術)はありません。*4

よって他の専攻のように、多少のコミュ力には目を瞑ってでも、専門性があるから採用!っていうことが起きにくいです。

ピペット奴隷とはよく言ったものだと思います。

dic.nicovideo.jp

そうと分かっていてなぜ研究をするのかって?

仕方がないんです。生命科学研究は圧倒的に面白いんです。

働ける会社が少ないから無理

前節にも関連するのですが、

社会の役に立たない = 会社がない = ポストがない

という不幸せ方程式が成立してしまっています。

また、旧帝大クラスともなると指定校推薦があるだろうと思われるかもしれませんが、理学部では基本的に推薦は皆無です。

さらに、先輩などのコネで入社するということも実際には多々あるのですが、社会に出ている先輩の数も少なく、なかなか難しいです。

先輩は居るんだろうけど、文系みたいに人的リソースとして利用するって発想がないんですよね。コミュニケーション苦手なんで。

人が余っているから無理

その結果、

ポストの空き<<求職者

という構図が出来上がってしまいます。その結果何が起こるか。

バイオ系で新卒で大手の研究職に応募すると倍率が平気で100倍を超えます。

人気企業ともなると500倍に達するとの噂も。。

しかも全員超高学歴。修士卒なら、博士卒とも争わないとダメです。厳しいですよね。

だからこそ戦略をもって生き残ろう!というのが当ブログの目指すところです。

ちなみに、その余波として、就職先が見つからないからとりあえずポスドクという選択をする人も意外といます。(悪いことは言わんから、絶対にそれだけはやめた方がいいですよ。)

その結果、アカデミアにも人が余り、どれだけ優秀でもまずは任期付きのポスドクからスタートということになります。

え、ポスドク?当たり前では??と思いましたか?

他の専攻では、学位取得後いきなり助教になるということも可能らしいです。少なくとも僕の同期で、助教になったのが3人います。
考えられない世界ですよね。。

まとめ

  • 理学部生は楽しい人たちばかりで、変な人の楽園
  • 理学部生はコミュニケーション能力が低いので、社会(採用する側)から正しく評価されない
  • コミュニケーション能力が、世の中の平均値あれば引く手数多なので安心していい。
  • 専門性(他人が簡単にできない技術、かつ社会応用可能な技術)があれば大丈夫
  • ただ、生物系はいずれも持ち合わせておらず、就職難と言われている。

いかがでしたか?理学部に来たくなくなりましたか?

それは僕の望むところではありません。

僕は理学部こそ最も行く価値のある学部の1つであると信じてやみません。

そこで次回は、理学部のメリットについてお話ししたいと思います。

*1:ツッコミどころはそこじゃないって?あ、ちなみに深夜になっても大学にいることは稀によくあることですよ。

*2:あと僕の友人の彼女は、オーラが見えるらしいです!うん。まあ理学部には良くあることですよね。うーん、エピソードに尽きないな。愛すべき理学部生達という記事を書こうかな。。

*3:僕の友人は「お前普通だな」って周りから言われて悩んでいました。
そんな彼でさえ、社会に出たら同僚から変人扱いされているそうです。笑

*4:中には就職に有利な専門分野もあります。また記事を書きます。

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